abetanの記事一覧
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【いじめの認定について】行為は認めたが、理由があるという場合。
いじめは被害者の立場になって考えるという前提をまず考える必要がある。そして、何か理由があったらいじめをしても良いということが容認できるのかを考える必要があるように思われるが、いじめにそもそも正当な理由は存在し得るはずはな…詳細を見る -
いじめられていると報告があった場合
いわゆる冤罪のようないじめの虚偽報告は確認することができる。当人が妄想的な被害を感じていて、事実が無いのに被害報告をしてしまうというケースも確かにあると言える。 しかし、大多数は、当初こそはいじめ被害を隠していた被害者…詳細を見る -
証拠を取ったが、この証拠では動けないと言われてしまったという相談について
証拠収集において、重要なことは「目的」「収集の方法」「客観性」が重要である。 多くの方の相談を受けていて、思うことは、重要要件の3つが不足している、もしくは、欠けているということである。 証拠収集調査のプロとして…詳細を見る -
子どものいじめ、いじめ被害者にも非があるという考え方の愚かさ
いじめについて講演などをしていると、「いじめられる方にも何か原因があるでしょ?」という質問を受けたりする。 こういう質問やある種の確認は、参加した交流会や打ち上げなどの酒の席では、もっと頻繁に投げかけられるから、多くの…詳細を見る -
よくある物壊しいじめで加害者不明の場合は、教員からの指導対応が難しくなる。
過去にも、よく発生していた「物壊し」 新しく買ってもらった学用品や持ち物が壊され、それが繰り返し行われると、被害者のダメージは甚大なものとなる。 ある公立小学校高学年のクラスで起きた事例では、女子児童の持ち物がタ…詳細を見る -
クラス(教室内)で起きるいじめの構造〜構造的分類編
クラスで起きるいじめには、一定の構造が確認されている。 それぞれの属性を分けていくと、下記のようになる。 ・加害者 いじめ行為を実行する者 ・被害者 いじめ行為の被害者 ・観衆、はやし立て いじめ行為をはやしたて…詳細を見る